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Top > Dialog > 【後編】共感できる仲間とやるのが一番いい|亀田和彦 Synaptic Designs Inc.

共感できる仲間とやるのが一番いい
亀田和彦 Synaptic Designs Inc.【後編】

Dialog No.01

Synaptic Designs Inc.

KAMEDA
KAZUHIKO

Synaptic Designs Inc.
代表取締役 / クリエイティブプロデューサー
亀田和彦

Prism Co., Ltd.

SHINTANI
NOBUYUKI

株式会社プリズム
代表取締役社長
新谷暢之

OVERVIEW

Dialogの記念すべき第1回は、プリズムのこれまでを語る上で欠かすことのできない、新谷代表の盟友、クリエイティブプロデューサーの亀田和彦さんをお招きしました。現在のプリズムの特色となっているチャレンジするカルチャー。それが生まれるきっかけとなったプロジェクトを中心に、共に歴史を振り返っていただきました。

前編はこちら

動画:【Dialog No.01】 亀田和彦 Synaptic Designs Inc.「共感できる仲間とやるのが一番いい」

人と技術の進歩とチャレンジについて

新谷:

毎回がチャレンジで、チャレンジが成長に繋がって、技術の進歩もあいまって新しい何かを生み出すことができています。

亀田:

イベントの仕事って、時間がタイトなのに高い精度も求められるじゃないですか。その中で磨かれた技術が、差別化を生むわけですね。

新谷:

過激な現場ほど進歩できますからね(笑)人は常に進歩できるということですね。

亀田:

でもそれは、チャレンジがないと生まれない。チャレンジすると、新たな挑戦で得た苦労も喜びもすごい記憶に残るから成長できる。

新谷:

動く布にプロジェクションしたり(笑)

亀田:

やってもらいましたね。無茶ばっかりお願いしてる(笑)
テクノロジーの進化ももちろんですけど、プリズムとの出会いで成し遂げたいことが実現できた人たちも多いと思います。

新谷:

それはプリズムとしてもありがたいことで、パートナー探しに悩んでいる方々に亀ちゃんが「それならプリズムに相談してみたら?」と繋いでいただいたご縁がたくさんあるんです。そこでまた新たな挑戦ができて、プリズムを支えていただいている。
この12年で機材の進化もですが、コロナ禍もあり、世の中の考え方や表現の仕方がものすごく変わってきていますよね。技術的な部分や表現もちょっと落ち着いている感じがします。僕らが今まで見て感じたスピード感とは違って、少し緩やかになっているかなと。これからどう走っていくべきか、チャレンジしていくかを考えると楽しみです。

亀田:

そうですね。「新しい」「面白い」って、急にやってきて、誰かがくれるわけじゃない。日々、楽しみにしつつアンテナ張ってやっていかなきゃいけないなとも思います。

今後の関係性とチャレンジについて

新谷:

今って、人が集って楽しむ場所を居心地の良い空間、楽しめる空間としてどう演出するかというオーダーが多いんです。

亀田:

そうですね。人が集まることでビジネスが大きくなるので、やはり技術の進化に繋がる動きも人が中心だと思うんですよね。20世紀から21世紀にかわり、人の集まる場所もだんだん変化して、大きなイベントに行って何かをするというよりは、より身近な空間にどう付加価値をつけるかが問われています。イベント等に使われていた技術が場所の価値を高めるための演出として使われている。レーザーや光、LEDやプロジェクターとかですね。
プリズムさんって映像だけじゃなくて、音響、照明、技術的な空間の設計もやられているじゃないですか。トータルのアイディアが求められている時代に、その場をどう豊かにするかという課題を解決できる技術がある。できないことはないんじゃないかとさえ思います。

新谷:

施工会社、建築デザイン、プロダクションと一緒にタッグを組ませていただくことで、僕らもやっと空間を作ることにたどり着いてきているところなんです。
常設のお仕事は、10年とかずっと使われていくわけですね。もちろんコンテンツを更新してハードもリニューアルすることもあるんですけど。納品したものを長く楽しんでいただけるのは嬉しいですね。

亀田:

最近だとプリズムさんを紹介する際、「映像デバイスやシステムから照明、音響、空間設計まで、更にテクニカルのディレクションもできるから、トータルコーディネートでサポートしてくれるよ」という紹介ができるようになったんですよ。
それってクライアントからすると意外と他にない価値で、技術と機材を持っている会社はたくさんあるんだけれど、それをどう束ねてちゃんと成立させるか、そのパッケージングができる会社って僕が知ってる限りあんまりないんですよね、特に日本では。そういう意味で唯一無二の存在になるポテンシャルを持っていると勝手に思っているんです。

トータルでやれる強み、パートナーとの関係性

新谷:

ありがとうございます。空間づくりという面でいうとクライアントにとって一番大変なのは、常設した機器のメンテナンスと運用なんです。入れたはいいけれど、時間が経つにつれて機材トラブルは起きるし故障も起きる。どこかがトータルで入っていないと、クライアントさんがひとつひとつ全部に連絡しなきゃいけないから対応が遅れてしまったりするんですよね。僕らはその負担をできるだけ軽くして、より良いクリエーションを継続して見ていただきたいんです。だからトータルでやりたい。

亀田:

トータルで任せていただけると、現場での調整も融通よくやれて、結果としてクリエーションのクオリティも上がるんですね。

新谷:

そうです。そこで必要なのが、適切な対応ができる人材です。ひとりの人間として、社会性を備えていること、その先に技術力だったり、企画力だったり、演出力だったりを兼ね備えていることが重要だと感じています。
社内でもその文化を育んでいかなきゃいけないと考えています。

亀田:

そうですね。結局、技術やハードが進化するとそれを使う人間も進化しなきゃいけない。
プリズムさんは日頃から会社の空気作りや社内のカルチャーに対して投資をされているんじゃないかなと感じていて、イノベーティブな会社にしていくうえで、すごく大事なことだと思います。このDialog(ダイアローグ)もそのひとつですね。

新谷:

ありがとうございます。亀ちゃんや、たくさんの方々との作品をもっと広めていきたいなと思って、このDialogを始めることにしたんです。僕、表に出ていくことがあんまりないんですけど、プリズムから発信することで少しでも誰かの役に立てたら嬉しいし、プリズムのことも知ってもらいたい。
改めてみなさんとお話することで新たな気づきもあるだろうし、新しく入ったプリズムのメンバーも勉強になる。たまたま覗いてくれた人や紹介を受けたけど迷ってる人も、ちょっと1度たずねてみようかなという関係ができるとありがたいなと。
そう思うのは、これまでを振り返ったときに、僕らはやっぱり“人”とのプロジェクトが多いなと感じていて、最終的に人のためにやっていると現場で強く感じているからなんです。人が感動したり、共感してくれたり、楽しんでくれていたり、笑顔になるものの一部を担っている。だから共感できないと、最終的に全てが繋がらないと思うんです。

亀田さんにとってプリズムとは?

新谷:

亀ちゃん、最後に僕らを一言で表現してもらえる?

亀田:

プリズムさんを一言でいうと”仲間”です。一緒に、共に歩んでいく仲間。僕は表現者として何かにチャレンジして実現したいときに、精度を上げてより良いものにしようと思うと、共感できる仲間とやるのが一番いいと思っていて。成長している仲間をみていると自分も常に成長しなきゃと思うし。プリズムさんは同じように成長し続けるスタンスをもっている会社だと思っているので”仲間”なんです。ちなみに新谷さんは自分的には親戚のお兄ちゃんみたいな感覚です(笑)

新谷:

ありがとう。これからも友達でいてね(笑)

CONCLUSION

THE FRIEND

Synaptic Designs Inc.
CEO / Creative Producer

KAMEDA KAZUHIKO

Synaptic Designs Inc.
代表取締役 / クリエイティブプロデューサー
亀田和彦

HISTORY

CM制作プロダクションでの勤務後、東京・仙台・ロンドン・サンフランシスコをベースにするVisual Design Studio “WOW”に参画。マス広告、常設やイベントでの空間演出から、様々なプロダクトのユーザーインタフェイスやハードウェアの先行研究開発まで、多岐に渡る分野のコミュニケーションデザインを国内外にて手がける。
その後2013年4月にクリエイティブとテクノロジーとビジネスの融合を目指したビジネスインキュベーションの会社、Synaptic Designs Inc.を設立。
世の中の問題解決を目指した新たな事業の立ち上げや、新たなチャレンジを目指すパートナーの想いを具現化するハブとして活動を続けている。

ROLE TAGS

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