【ORGATEC TOKYO 2025】 COMANY BOOTH
「オルガテック東京(ORGATEC TOKYO)」は、ドイツ・ケルンで隔年開催される大型展示会「ORGATEC」のアジア版として、2022年より東京ビッグサイトで毎年開催されている国際展示会です。
オフィス家具、空間デザイン、ICT技術、サステナブル素材など、次世代の働く環境を形づくる製品やアイデアを体験できます。
その中でプリズムは、間仕切りで新たな価値を創造する間づくりカンパニー、コマニー株式会社のブースにおけるテクニカル面の施工を主に担当しました。初回から毎年関わっており、今回で4回目の参加となります。
「旅する小説」をテーマにした同ブースは、「ORGATEC TOKYO Awards 2025」特別賞を受賞しました。
【本案件担当者コメント】
今年のコマニー株式会社のブースのテーマである「旅する小説」。物語を読み、選びながら歩みを進めることで、感情や気づきが深まる空間です。
ブース内は11の部屋で構成され、各部屋には物語の一場面と、次の展開を選ぶための2つの選択肢が用意されています。来場者は分岐をたどることで、それぞれ異なる物語を紡ぎ出していきます。
4回目の参加となった今回は技術提供にとどまらず、企画段階からミーティングに参加し、演出に関する提案を行う機会もいただきました。若手の意見も積極的に取り入れていただいたことでチームとしても挑戦しがいがあり、大変価値のあるプロジェクトとなりました。
演出提案にあたっては、実際に社内で何度も検証を重ねました。
図面や言葉だけでは伝わりづらい部分も、検証の様子を撮影した動画をクライアントに共有することで、スムーズな意思決定につながったと感じています。
また、現場で認識の相違が生じなかったのも、事前に丁寧な確認を行えたからこそだと思います。こうした進め方ができたのはプリズムならではの強みであり、改めてその大切さを実感しました。
また本番当日に現場に立ち会うことで、来場者の反応を直接見ることができました。
さらに、当日ブース運営を担当していたコマニー社員の方々ともお話しする機会があり、施工内容を評価していただけたことを大変嬉しく感じています。
多くの方々の反応に直接触れられたことは、非常に貴重な経験となりました。
ブース内の様子(右にスクロールしてご覧ください)
【過去3年の記録】
2022年-仕掛かりの森-
https://www.comany.co.jp/orgatec2022
2023年-間の間- (報告書PDF)
https://www.comany.co.jp/wp/wp-content/uploads/2021/08/9874670fc64894b440694524d6135b66-2.pdf
2024年-光間COGEN-
https://www.comany.co.jp/orgatec2024
2025年コマニー株式会社HPニュース記事
https://www.comany.co.jp/news/2025/06/04/25497/
2025プレスリリース資料 ※過去3年間の説明記述あり
https://www.comany.co.jp/wp/wp-content/uploads/2025/06/a31fc1e391bb2ddf530637f91eac443a.pdf
【総合演出】株式会社SCAPE 塩浦政也・佐古汐里
【テクニカルプロデューサー】水田賢ニ
【テクニカルディレクター】荒川翔・髙野奈月
【アシスタントディレクター】谷下田すみれ・松本拓
【照明】中能良
【映像製作】星月デリガー
【撮影・記録】出羽岳史・倉橋龍正
【楽曲提供】石川奎一郎
設営の様子(右にスクロールしてご覧ください)