ASAHIKAWA KASHIHAKU 2025
1911年の初開催より約4年に一度、全国各地で開催されてきた全国菓子大博覧会。2025年は5月30日~6月15日の17日間、北海道 旭川市を舞台に『あさひかわ菓子博2025』として開催されました。
プリズムはメイン会場である旭川市道北アークス大雪アリーナ内に、シンボル展示スペースとなった大小2つのホワイトロックドームを設置。36ftのドーム内では折り鶴のインスタレーションを、70ftのメインドームでは菓子にまつわるプロジェクションマッピングを全天周で展開しました。
ホワイトロックドームでのプロジェクションマッピングのコンテンツ制作から映像調整、また大小ドーム双方での照明・音響機材と技術提供などを通じて、57年ぶりの北海道開催となった一大菓子イベントを多くのご来場者に楽しんでいただくことができました。
あさひかわ菓子博2025キービジュアル
お菓子の持つ「人を笑顔に、街を元気にする」力を広く発信し、新しい時代にお菓子文化が担う役割と可能性を感じていただくことを目指して開催された「第28回全国菓子大博覧会・北海道」では、北海道クリエイティブ株式会社のプロデュースのもと、シンボル展示として2つのホワイトロックドーム展示を行いました。
36ftのドームでは、誰もが安心して笑顔でお菓子を食べることが出来るという平和への思いを込めて、お菓子の包み紙で折られた「折り鶴」のインスタレーションが色とりどりにライトアップされ、コンセプトを象徴する展示となりました。また70ftのメインドームで行われたプロジェクションマッピングでは、ドーム内面の壁いっぱいに和洋様々なお菓子と北海道の広大な牧場や畑、農産物の迫力ある映像が映し出され、お菓子づくりに関わる方々の笑顔や、北海道の豊かな自然が育む原材料や生産地を感じられる世界観を来場者にお届けすることができ、放映が終わるたびに湧き起こる拍手をいただくことができました。
映像オペレーター:上松ひかる、小倉葵(プリズム)
照明:渡部稜(プリズム)
音響:阿波姫加(フォルクラング)
ホワイトロックドームディレクター:則武 忠裕(プリズム)
CGデザイナー:出羽岳史(プリズム)
プロデューサー:深津修一
サウンドデザイナー:畑中正人
プロジェクションマッピング調整:株式会社オリハルコンテクノロジーズ
ホワイトロックドーム設営の様子
プロジェクションマッピングのコンテンツは北海道クリエイティブ株式会社より映像素材の提供を受け、プリズム内で編集、CG制作を行う共同作品となりました。
音楽はこれまでのさっぽろ雪まつりのプロジェクションマッピングコンテンツでもご一緒している、北海道を拠点に幅広く活躍されている畑中正人氏に依頼し、エモーショナルな盛り上がりをつくることが叶いました。
プロジェクションマッピングの調整は、プリズムと長年タッグを組んでいる株式会社オリハルコンテクノロジーズが担当。
専用ソフトウェアAmaterasを使って全天周の調整を行いました。